『食でととのう~サウナ好き管理栄養士が思うととのいとは~』

    ~第一回 ミネラルでととのう~

本ブログでは『ととのう=健康』と捉え、弊社原料・製品にまつわる健康情報を発信いたします。毎コラムの最後にはサウナの紹介も……?

初回である今回は弊社原料でも扱っている「ミネラル」についてご紹介致します。

皆さんは最近「なんだか疲れがとれない、なんとなく不調が続いている」と感じることはありませんか?また、「サウナに入ったはずなのに身体が重い」と感じるときはありませんか。実はそれ【ミネラルの不足】が原因かもしれません。

三大栄養素として知られる「炭水化物・脂質・たんぱく質」と合わせて重要な「ビタミン・ミネラル」。これらはすべて合わせて5大栄養素と呼ばれ、人間の体内には欠かせないものとなっています。中でもミネラルは体の機能を調整する重要な役割を持っています。

ミネラルは16種類あり1日当たりの必要摂取量100㎎を基準に下記2種類に分けられます。

 

 

 

 

 

中でも不足しがちなミネラルは【カリウム・カルシウム・鉄・亜鉛】といわれています。

【カリウム・カルシウム・鉄・亜鉛】の働きは下記のとおりです。

 

 日本人の食事摂取基準・令和元年国民健康栄養調査より

 

上記の働きからミネラルは、エネルギー源にはならないものの生体機能の調整において重要な役割を担っていることがわかります。

普段疲れや眠気を感じたり、なんとなく感じる不調は、ミネラルの不足により十分に生体機能の調節が行われていないことが原因でおきているものかもしれません。

ミネラルは体内で生成できないため、食事から摂取する必要がありますが、毎日に必要なミネラルをすべて食事から補おうとするのは大変だと感じる方も多いと思います。過剰摂取に気を付けながら、サプリメントなどを活用し賢くミネラルを補給して、体をととのえていきましょう。

 

弊社ではミネラルに関する原料を2つ取り扱っております。

ミックスミネラルZCS(亜鉛・銅・セレン含有)

ミックスミネラルMMC(マンガン・モリブデン・クロム含有)

2020年栄養素等表示基準値(18歳以上)に合わせて3つの微量ミネラルをプレミックスした食品原料です。

LSミックスミネラルの詳細はこちら

今月の整い場所は【えごた湯】

中野区にある「えごた湯」。私が毎週のように通っていた大好きなサウナです。(引っ越しを境に疎遠に…)サウナ室内にはテレビなどがなく、ジャズが流れるおしゃれ空間。サウナの温度も高く、水風呂は15度前後と、整う条件がそろっています。外気浴はないものの、扇風機が並ぶ空間で十二分に整うことができます。さらに、水面が反射してゆらゆら揺れる天井を見ながら入る「低温の炭酸泉」は無限に入っていられるほど心地良いです。皆さんも日頃の疲れを「えごた湯」で癒してみてはいかがでしょうか…?

えごた湯の詳細はこちら

※汗は99%が水といわれていますが、残りはナトリウム863㎎/L・カリウム222㎎/L・カルシウム16㎎/L・マグネシウム1.3㎎/L等となっており、上記の不足しがちなミネラルも含まれていますので、ととのった後は汗で失われた「ミネラル」の補給も忘れずに。

出典:Montain, S. J.ら(2007) “Sweat mineral-element responses during 7 h of exercise-heat stress”. International journal of sport nutrition and exercise metabolism 17 (6): 574–582.より

 

余談)私も普段サウナに行く際は、ミネラル分が含まれているもので水分補給をしています。しかし、今回この記事を書いていて興味があったので昨日お茶を飲んでみました。特に変わりはないかなと思い過ごしていましたが、帰宅後なんとなく体が重い感じがありました。私の経験からも水分補給の際には、ミネラルが含まれているものを選んでみると良いのかもしれません。

来月はミネラルの中でも注目の「マグネシウム」をピックアップします。

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