~第19回 4毒抜き生活でととのう~
今月は「4毒抜き生活」にチャレンジした体験をお届けします。
◎4毒抜きを始めたきっかけ
きっかけはとある本を読んだことでした。
その中で紹介されていたのが「小麦・油・乳製品・砂糖」の4つを“4毒”と呼び、これらを摂りすぎることで あらゆる疾病や日頃の不調、さらにはアレルギーなどを引き起こす可能性があるというものでした。普段から栄養バランスには気をつけているつもりでしたが、改めて考えると、どれも毎日のように口にしているものばかり。「これは一度思い切って試してみる価値がある」と感じ、実際に生活に取り入れてみることにしました。
◎4毒とは?
- 小麦:パン・パスタ・うどんなど日常に欠かせない食品ですが、グルテンが腸内環境を乱す要因になるといわれています。
- 油:特に酸化した油や揚げ物は、動脈硬化や慢性的な炎症のリスクを高める可能性があります。
- 乳製品:牛乳やチーズ、ヨーグルトなどはカルシウム源になる一方で、人によっては消化不良やアレルギー症状を起こしやすいともいわれます。
- 砂糖:エネルギー源ではありますが、過剰摂取は血糖値の乱高下、疲労感、肌荒れ、依存性などにつながりやすいです。
◎私が実際に取り入れた工夫
完全に家での食事では小麦を抜くことを目指し、思い切って麺類を処分しました。これは少し勇気のいる行動でしたが、始めてみると意外と続けられるものです。
調理法については、できるだけ油を使わず「蒸す」「煮る」を中心に。グリルやオーブンがないため、クッキングシートや魚焼きシートを活用しました。また、肉の脂を利用したりしました。最近流行りの蒸篭(せいろ)は4毒抜き生活には向いていると思いました。
ただし、実践する中で気づいたのは「塩分を多く摂ってしまう感覚」です。蒸し料理にポン酢、納豆に醤油、糠漬など、調味料の塩分が増える傾向があるので、その点は注意が必要だと感じました。
◎実際の食事内容
・主食は雑穀米にチェンジ
・納豆を積極的に食べる
・ぬか漬けに挑戦
・塩こうじを調味料として活用
・毎朝のヨーグルトをやめる。
・家では小麦粉(パン・小麦)は食べない。
シンプルですが、腸内環境を意識した和食中心の食生活に近づけました。
◎取り組んで感じたこと
最初は「制限」と感じてストレスにならないか心配でしたが、意外と慣れるものでした。むしろ「何を食べるか」を工夫することが楽しくなり、料理の幅も広がったように思います。
また、食後の重だるさが軽減され、体が軽く感じられる日が増えました。完全に4毒をゼロにするのは難しいですが、減らすだけでも体調の変化を感じやすいと思いました。
今月訪れたのは芝浦にある 「ALWAYS SAUNA」 さんです。
こちらは個室サウナの中でも比較的リーズナブルな価格設定。Bluetoothで好きな音楽をつなぎ、自分だけの空間でサウナを楽しむことができます。サウナの温度も調整可能なので、その日の気分や体調に合わせて“マイベスト温度”でととのえるのが魅力。残念ながら水風呂はありませんが、水シャワーだけでも十分に爽快感があり、心地よくととのうことができました。みなさんもぜひ一度訪れてみてください。